小田和正【クリスマスの約束2020】中止でファンからは惜しむ声が続々。

 (出典 d2wi3xvhr3qrd7.cloudfront.net）

クリスマス時季の風物詩という形で知られ、シンガーの小田和正が進行係の役割を果たす音楽番組「クリスマスの約束」（TBS系）。12月1日に公式サイトで本年度の新規撮影及び番組は行わないと公表された。 　オフィシャルサイトの「毎年『クリスマスの約束』の放送を心待ちにして下さる皆様へ」と題されたページでは放送中止の決心に至る迄「コロナ禍の中、番組のあり方をどうすれば良いのか、小田さんと話し合いました」と報告。しかしながら、「感染防止に配慮した上であっても、大勢のアーティスト、ミュージシャン、スタッフ、そしてお越しくださるお客様が参加する中で、完璧な方法を見つけることは出来ませんでした」と、取り止めとした理由を案内されている。 「『クリスマスの約束』は2001年から続くミュージックＴＶ番組。『ミュージシャンが双方認め合えるというようなＴＶ番組』をポリシーとしており、１回目は宇多田ヒカル、サザンオールスターズの桑田佳祐、Mr.Childrenの桜井和寿、SMAP、福山雅治、松任谷由実、『不仲』と言われていた山下達郎へ小田自らが直に、参加依頼のお手紙を筆をとりましたが、おのおのの事情でよもやのすべての方が出場辞退となり、小田が１人で歌いきりました。次の年も一人で歌い、ゲストが出演したのは3回目から。以後についてはゲストも増えて、小田中心からゲスト中心のMusic番組となっていきました。2018年は放送順延となり、3月に『小田和正音楽特番　風のようにうたが流れていた』と題して放映されたので、今回の様に次のクリスマスまで放送しないと表明したのははじめてです。小田は完璧主義者として知れ渡っていますので、自身が進行係を担うのですから、危険性はどこまでも排斥してたかったけれど、コロナ禍ということでそれが容易ではなかったのだと思われます」（芸能記者） インターネットでは《毎年楽しみにしていた番組ですので放送中止は残念ですね》《小田さんも高年齢だもんね。どうにもならないと思われる。これまでのリピート放送というか、ダイジェストで構わないので放映してほしいな～》《無観客でもやってもらいたかったようにも思うけどね》《１回目を再オンエアして貰いたい。この放送のルーツを目にしてみたいです》など中止を惜しむ声や再オンエアすることを希望している感想があふれた。 　オフィシャルサイトでは「今年は、新たな番組をお届けすることは出来ませんが、来年、新たな『クリスマスの約束』を、小田さんと共にお届けしたいと考えています」とも記載されていた。 　今年の“約束”は果たされないみたいではありますが、次の年は必ずや実現していただきたいものである。